季節外れの暖かな陽気が続いた11月でしたが、半ばを過ぎて急に秋が深まってまいりました。
そんな11月の上旬、11月9日が「119番の日」であったことはご存じでしたでしょうか?
消防への正しい理解と認識を深め、意識を高めることを目的とし昭和62年(1987年)に制定されたそうです。
近年、携帯電話の普及に伴い、119番通報を携帯電話からかける割合が増え、通報の全体の約4割を占めています。
外出先でも通報でき便利ですが、自分が今いる場所の住所がわからないというケースも。そのようなときは周囲にある電柱や自動販売機で住所を確認することが有効ですし、目標物になる建物や交差点の信号名も目印となります。
また、ぜひ確認していただきたいのが、119番通報ができない電話があるということです。たとえば、050から始まるIP電話や、LINEなどの通話アプリ、携帯電話やスマートフォンでもSIMの種類によっては緊急通報を利用できません。自宅の固定電話をIP電話にしている場合は、エリアを管轄している消防本部の電話番号を登録し、その電話番号に通報するなど対策を取っておくと安心です。
緊急事態はいつ訪れるかわかりません。
この機会に119番通報の時の正しい方法の確認や、家の固定電話の契約回線、ご自分や親御さんのスマホが緊急通報に対応しているかどうかなど、確認してみてはいかがでしょうか。